Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

Sebastian Volco

a0023718_2113129.jpga0023718_2123743.jpg
先日Florencia RuizとのカップリングコンサートもあったアルゼンチンのSSW Sebastian Volco。これまで2枚のアルバムを発表している。
1st "Liquidandome en el agua"は1999年の録音。プログレッシブロックに大きな影響を受けているようだが、StingとPeter Gabrielがclubで静かに語りあってるかのようなサウンド。ちょっぴりMark Oldfield風味もあり。Sebastianのヴォーカルは、アルゼンチン独特の草原をなでる風のような感じではなく、ブラジル個性派シンガーに共通するような
物語を語って聴かせるような、窓ガラスに流れ落ちる水滴とそれらが語りだすストーリーテラーズ・ナイト。演奏はSebastianのギターとキーボードに、Sebastian RosenfeldtのStickにBass、Emmanuel CauvetのDrums、そしてTweety Gonzalezのprogramingが中心。いや~才能あるわこの人!無理の無い楽曲構成、適度にキャッチーなメロディ、緊張感と浮遊感のバランスが素晴らしく、そこにSting×SpinettaなSebastianのヴォーカルがのると、その世界は二重ガラスの間に広がる回遊物語。
Fernando Samalea、Santiago Vazquez、Sami Abadiが参加しているのも見逃せない。
2nd "Pajaros sin patas"。「足の無い鳥」。2003年の作品。参加メンバーを一新。Jorge Drexlerの新作"eco"が好きな人なら気に入ること間違いなし。どことなくTodd Rundgren meets French Chanson風味が感じられる。個人的にブエノスの音楽にはFrench Chansonが強く感じられる今日この頃。窓ガラスの世界を離れ、草原にちらつく虫の羽音が聴こえる。その知性と蛮行との地溝のようなサウンドは、今やブリティッシュロックの雄Marillionも連想した。ブエノスミュージックシーンの隠れた十字路、注目のスタジオCasa Fridaでの録音。

Sebastian Volco Site Official

http://www.geocities.jp/musica_arbrfr/
[PR]
by sh2o | 2004-10-07 21:09 | Argentina