Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

チェロ2題

a0023718_1933935.jpgZoe Keatng "one cello × 16"
カナダ出身のチェロ奏者Zoe Keatingのソロアルバム。タイトル通りZoeのチェロ1台による多重録音のアルバム。チェロがコップの中であっちへこっちへ振動するような導入に続いて雫のようなピッチカート。アルコが滑らかに騒ぎ出す。全体が大きく揺れ始め流れ込み始める。これは素晴らしい。David Darlingのソロ作より全然いい!緊張と安静のバランスが丁度いい体の揺らぎを作る。自然と体が揺れる。押し付け引き寄せざわめく。あ~なんか艶かしいな。チェロの上で淫蕩にふけっているような感覚。ジャケットもお素敵!全編飽きることなくじっくりと、はたまた横になり妄想にふけりながら聴くも素敵な時間を過ごすことができる。Zoe Keatingはチェロ奏者としてだけでなく、作曲家としても活動しているようだ。ただ今フルレングスアルバムを作成中とのこと。とても楽しみなアーティスト。

a0023718_18573726.jpgJorane "the You and the Now"
こちらもカナダはケベック出身のチェロ奏者&シンガーのJorane(Jo-Ranと発音するらしい)のアルバム。これまでも数枚のアルバムをリリースしているよだが今作はMichael Brookのプロデュースによるワールドリリース作。気だるいJoraneのボーカルに胸に強く押し付けるようなチェロ。とても雰囲気のある作品。いや不思議な感触のある作品。コンテンポラリー・フォークみたいな感触もするが、とてもイマジネイティブな内省的な空気も強い。Daniel Lanoisが1曲で参加。これでこのアルバムの雰囲気が掴めるかも知れない。チェロ奏者というよりヴォーカリストという色彩のほうが強い。カナダではCirque du Soleilの音楽を演奏したりSARAH MCLACHLANのアルバムにも参加していたようだ。他のアルバム、とくにライブ盤がるようなのでこちらを聴いてみたい。
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by sh2o | 2005-02-20 18:58 | Jorane