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by sh2o

Arto Tuncboyaciyan "Artostan"

a0023718_20231574.jpg「Hello Good People! Welcome to Radio Artostan」の言葉ではじまるArto Tuncboyaciyanの新譜"Artostan"。同時にArmenian Navy Bandのキーボード奏者Vahagn Hayrapetyanとのアルバム"Love is not in your mind"もリリースされているがこの"Artostan"のほうは完全ソロアルバム。でNo Overdub。
Artoのソロ名義アルバムは何枚かでているがNew Ageぽかったりアルメニアン・フォーク・ミュージックだったりといろいろあるが正直言うとNight Arとかでの切れ味とか凄みとか感じられないでいた。最近はArmenian Navy Bandを率いてAvandarde Folk Musicを自称し活動しており、こちらのアルバムは大所帯Night Arkでなかなかいい。しかし洗練とはちょっと掛け離れている。Avandarde Folk Musicだからそれはそれでよしかな?でもそこがちょっと不満だった。
しかしこのアルバム"Artostan"はいい。Artoのヴォイスと演奏が"Artostan"というArtoの考える世界の理想郷の微風を伝えてくれる。政治的に混迷を抱えるコーカサス。そんなバックグラウンドを抱えながらArtoは「Love,Peace and Respect」と繰り返し唱える。変に癒しやメッセージを意識せずに肩の力の抜けたArtoのヴォイスからそれが自然と伝わってくる。Arto Tuncboyaciyanのこんなアルバムが聴きたかった!
ラストの曲はMatt GarrisonのLive CD+DVDにも収められているソロパフォーマンス。これがとっても楽しいパフォーマンスなので是非Matt GarrisonのLive CD+DVDの見て聴いてほしい。

ところでArto Tuncboyaciyanに限らずアルメニアの音楽に魅かれる。エキゾチックだけど懐かしくもあり、洗練さも感じられる。
そう、小さな果実の音楽。甘酸っぱく柔らかく唇に残る香り。そんなイメージで大好き。
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by sh2o | 2005-04-10 20:26 | All Frontiers