Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

DADAFON "Lost Love Chords"

a0023718_11363792.jpgノルウェーのバンドDADAFONの通算5作目。
なんといってもヴォーカルのKristin Asbjornsenの魅力にやられちゃっているので彼女の声を聴くことのできる新作はとりあへず嬉しい。
でもアルバムと通して内容はというと、いつもちょっと不満だった。アフリカンテイストを強調した1stに2ndはまだ試行錯誤状態。そしてサックスをチェロに入れ替えてROCK路線に変更したアルバム"VISITOR"での"Move"、"Release Me"、ドラムがメンバーチェンジしたアルバム"HARBOUR"での"Hunted"(アルペジオが細かくドライブする"Move"タイプの曲が好きなだけ?)などアルバム中にものすごく輝いている曲はあるが、ミディアムテンポのブルージーな曲が中途半端な感じがしてどうも好きになれなかった。
でもこの新作"Lost Love Chords"は曲のばらつきのない非常にまとまったいいアルバムチェロがKristinの声を磨き上げるような1曲目から「おっ?」て感じだ。。"VISITOR"から導入したチェロもようやくバンドに溶け込んできた印象。そしてもうお馴染み?といっていい"Move"タイプの3曲目"When did you leave"。暖かい部屋から眺める氷柱の冷たさが毀れてくるようなピアノを取り入れまたDADAFONを代表する曲が生まれた。そして7曲目の"Hold on"で完璧ノックアウト!ギター、チェロ、ドラムスの土の上を歩く足音とすべての音が紛れ込むようなサウンド。そしてKristinの胸に顔をうずめるようなヴォーカルに涙がでてくる。
時に自然を、時に未来を、時に生死を思わせ、イマジネーションを掻き立てる緑を基調にしたアートワークも素晴らしい。

東京事変もいいけどDADAFONを聴こうよ!
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by sh2o | 2005-11-26 11:36 | All Frontiers