Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

Imaginary South

アルゼンチンより魅力的な2枚のCD。ともにフォルクローレを礎にシンプルでナチュラルな感性が光の海に漂う素敵な音楽。そしてそれはINTEROCEANICOの二人のコロンビア人ヴォーカリストMarta GomezとAlejandra Ortizを思い起こした。

a0023718_1531360.jpgMaria Elia/Diego Penelas "ATAJO"
ヴォーカルのMariaとピアノ/ギターのDiegoのデュオ。アルバムにCarlos Aguirreから献辞が寄せられており、MariaはSilvia Iriondoに師事したこともあるいうから、それだけでこのアルバムの素晴らしさはわかる!そして僕好み!!SilviaやCarlosよりもより現代的・POPSフィーリングのある音楽だが、それはジャケットのオブジェのように最先端というよりも、三丁目の夕日的な懐古的近過去を思い起こさせる。Mariaの声はMarta Gomezを思い起こす優しくしなやかな声。その中に一瞬強い熱い血の濃さを感じさせる。それは土っぽくもありザラザラした感触も有り、一種の魔性のような感覚。その辺りがSilvia Iriodoの影響なのかな?Diegoのセンスのいい演奏にも引き込まれる。これは掘り出し物。素敵な春風に一足早く包み込まれたかのようなシフォンの幸せ。

a0023718_1583012.jpgInés Bayala Trio "DOÑA INES"
Maria EliaがMarta GoezならInez BayalaはAlejandra Ortizだ。元Lito Vitale Quinteto(というよりErnesto Snajerの相棒?)のベーシストGuido Martínez とパーカッションの Juanjo “el chaqueño” Martínez(Guidoと兄弟か)のサポートを得て、Inezが気持ちよくアコギを弾き歌う。何か本当に2004年12月に大阪で聴いたInteroceanicoのライブのようでビックリと感慨も一入。だから何となくアルゼンチンというよりボレロを聴いているみたいだ。そう、Inezの声は手をやさしく撫でられているように甘い。10曲目はBeto Calettiとの共だが全然Betoのイメージではない曲が面白い。InezはギタリストMarcelo Devriesと一緒にTATACURAというプロジェクトをやっておりそちらにはRaúl Carnota, Mono Izarrualdeらが参加している。これも興味深い。

同時にこの2枚で出会えたことは、単なる偶然じゃないような気がする。

そしてこの記事が、このブログの200本目の記事。。うん。これも運命?!
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by sh2o | 2006-01-21 16:19 | Argentina