Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

GNOMUS "28 août 2005 "

a0023718_17345010.jpgフィンランドのプログレグループGnomusのライブCDR。2005年8月28日にフランス・ナントで行われたフェスティバルでの録音。

GnomusはFiasko Recordsよりスタジオ盤(といっても一発録り)をこれまで2枚リリース。リーダーでギタリストのEsa OttonenはFiasko Recordsのオーナーでもあり、Charles Mingusのコレクターとしても有名なようだ。キーボードのKari Ikonenは、欧州や米国で様々なJAZZ作曲コンクールで受賞しており、またFiasko Recordsよりリーダー作"Karikko"を発表している。ドラムスのMika Kallioは、フィンランドを代表するJazzピアニストSamuli Mikkonenのバンドを始め様々なバンドに参加しており、フィンランドのTOPドラマーだと言ってもいいだろう。Fiasko Recordsの作品の殆どにも参加している。

個人的にはGnomusはプログレというよりノルウェーのSupersilentの音楽性に近いんじゃないかなと感じており、このライブ盤でも過激なインプロなのか作曲なのか判別不明な音響を発している。Kariのキーボードがとくにすごい。異様なヴォイスの雄たけびを発しながら、ノイズぎりぎりの音響波を出現させる。Esaは恐らく愛器の日本産ストラトのとぼけた音で、ベースプレーヤーのような感覚の演奏を繰り広げる。ドラムスのMikaはただただ圧巻!畳み掛ける重戦車。一人電撃作戦だね、これは。全3曲でそれぞれ演奏時間を表す"19h04 - 19h52","19h53 - 20h14","20h16 - 20h23"という曲名のシンプルさも、どこかSupersilentっぽい、かな?フィンランドのぐたぐたアシッド・フォークに、北欧エレクトロニカ風味を加え、超絶シャープなドラミングで仕上げたって感じのアルバム。

限定100枚(ちなみにシリアル29/100でした)。売り切れ後はサイトからのダウンロードのみとなるらしい。こちらで購入可。またGnomusの2ndアルバム"Ⅱ"はこちらでも買えます。

EsaとKariはJAZZビッグバンドや弦楽団への作曲なども精力的に行っており、そちらの音も是非聴いてみたい。とくにKariは本当に才能豊かなミュージシャン・ピアニストで、これからがすごく楽しみ!Fiasko Recordsから発売されているKari参加のAHAVAのアルバムも是非聴いてみて!

ともかく、新年挨拶代わりにこのCDを送ってくれたEsaとKariに感謝!ありがとう!!
[PR]
by sh2o | 2006-01-23 20:48 | All Frontiers