Sebastian Escofet "PATAGONICA"
2006年 01月 29日
Sebastian Escofetの通算何作目?いやそんなことはどうでもいい。
5年前に一本の電話からすべてが始まったパタゴニアとフエゴ島(Usuahia?)をテーマにしたこのアルバム"Suite Patagonica"。今は絶えてしまったウシュアイアのインディオLula Kiepjaの歌声や、過去のフィールドレコーディングの音。ユパンキ。バッハ「フーガの技法」の断片。それらを身に纏ながら、極限の光と影と、空と風とが、きらびやかに氷の壁面に、朧げに大地の隙間に、流れては遠吠え、響いては消え去る。どうやら共にパタゴニアを旅したFernando ZuberとCarlos Martinez Cazasの映像作品"Solitude at the end of the World"の音楽として作られたもののようだ。Santiago Vazquez(Raamon)やEzequiel Borraも参加。そしてChango Spasiukの参加が目を引く。
語ることのいらない。ただ身を任せたい音楽。
for a dream that changed our lives
ただそれだけ。
変わったもの 変わらないもの
かけがえのないもの かけちがえてしまったもの
流されたもの 流れてきたもの
何処へ行くのか 何処へ向かうのか
Sebastian Escofetのギターが静かに語るリフレイン。。。
by sh2o
| 2006-01-29 16:41
| Argentina