Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

Leo Mitrulis “Bom Passelo”

a0023718_23046.jpgただ賑やかなだけの音楽なら沢山あるが、しなやかに弾む音楽には滅多にめぐり合えない。ピアニスト、レオの処女作はそんな肩甲骨のように美しくしなる音楽。ジンボ・トリオのピアニスト、アミルトン・ゴドイに教えを受け、ルイス・ゴンザーガを聴き倒して生まれたのがこのアルバム。バイオン、マラカトゥのリズムがボッサジャスピアノに自然に溶け込む様は「ブラジリアンジャズ万歳!」と思わず叫びたくなる。オズワルジーニョ、レア・フレイリ、マネ・シルヴェイラらゲストも自分たちのアルバムに引けをとらない素晴らしい演奏を聴かせる。中でもパスコアル、ジスモンチバンドを渡り歩いたドラマー、ネネが参加した曲の興奮は特筆もの。チック・コリアがブラジリアンジャズに専念したらこんなか?といったら褒めすぎか。ちょうど北風の行方を想い、青空と花の香りを追いかけてちょっとブラリとしたくなる季節。タイトル通りにそんな雰囲気にピッタリの1枚。
とは以前、中南米音楽発行のフリーペーパー「MPB」に書かせていただいたものだが、Leoよりemailが来て「新しいバンドを始めた!」とのこと。その名は"Jazzuca Trio"。まだデモしかないようだがその音はZimbo Trioっぽいのかな?期待しませう。

http://www.geocities.jp/musica_arbrfr/
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by sh2o | 2004-07-10 23:02 | Brasileira