Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

じょんから倶楽部 第15回記念公演 

11/4(日)。
名古屋は金山に「じょんから倶楽部」という民謡会の発表会に行ってきた。
通っている三味線教室の先生がゲスト参加するし、なんていったって無料!(参加者の生徒さんたちは参加費を払っているのかな?)
じょんから倶楽部は近藤みち代さんが代表で、名古屋甚句などでCD出したり有名人のようだ…というか名古屋では草分け的な存在?
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内容は、三味線、太鼓、踊り、唄、相撲甚句、名古屋甚句…なんでもありの盛りだくさんでお腹いっぱい! 二部構成で、一部は「民謡玉手箱」、二部は「津軽の響き」。

一部は主に主催の「じょんから倶楽部」の発表会。これが初体験の雰囲気で面白かった。市民会館(中京大学ホール?)の中ホールでやったのだけど満員!まぁあれだけのゲスト(家元さんや名取、師範の方々)が来るとその関係者もいるので…とは思うけどそれでもすごい!700人くらいはいたのかな。
そんな中で生徒さんたちは発表するのだから緊張したはず。当日が初舞台というおじさんは緊張で、途中で歌えなくなっていたし(このおじさんが相当あやしかった…)、他にもいろいろハプニング満載!「玉手箱」というより「びっくり箱」?笑。でもよくあれだけの観衆の中で歌ったり演奏できるなと感心感動。じいちゃんばあちゃんの為にお孫さんたちが花束贈呈して、それを抱えながら唄うなんてとっても素敵だった。中にはお孫さんたちの三味線演奏をバックに唄っている人も(邦楽一家!)。

二部はゲストの唄、演奏がメイン。踊りや唄や三味線の家元さんや会主の皆さんの素晴らしい舞台を堪能!相撲甚句が意外によくてびっくりした!ドスコイ~ドスコイお皆で合唱。
目玉の二代目中村ひろ美さんと、神谷茂良(たかふみ)さんと中村民謡会の二代目中村隆志さんの三人による三味線合奏が予想以上にすごかった!なかでも神谷茂良の低音(一弦)の響きが半端じゃない。ベンベンバンバンではなく、ガリガリゴリゴリ!なんでそんな音がだせるのか?という感じ。神谷のフレーズは、いわゆる津軽三味線的なものから逸脱しており、非常にモダンでスタイリッシュ。異彩を放っていた。しかし津軽三味線はすごい…音とともに、撥が弦やボディにあたるカチカチという音がホールに響きわたっていた…。

でも一番よかったののは梅若流という秋田民謡・秋田三味線の浅野美和子さん(ビーチバレーの浅野美和じゃない)の秋田三味線!二弦三弦でトリッキーにメロディーを奏で(あくまでも唄の伴奏)ながら、一弦でリズムをビン~ビン~♪と打ち付けていく。単調なんだけど、それがループ状態になっていってすっごく気持ちいい。民族音楽なんかで単調な音楽がトランス状態に導いていくような、そんな一弦のマジカルな響き。奏者の浅野さんも美人だったし(笑)。先述の二代目中村ひろ美さんと、神谷茂良さんと、二代目中村隆志さんの三人による津軽ばやしでの演奏でもトランス状態になりかけた。かっこよかったな!

生徒さんたちの三味線合奏を聴いて「よっしゃ!追いつけ追い越せ~」と思ったと同時に、先生師匠たちの本気の演奏を聴いて愕然としましたです…なんでしょうか、あれは。道はまだまだ。練習あるのみ。

しかしこの発表会。午後1時から始まって終わったのは5時半…。それでも実際すごい楽しめた!隣のオバサン方は延々とおしゃべしながら見てた。「あの人は誰だれの娘」だの「あの人の子供はど~のこうの」。うるさかったけど笑っちゃった。他の皆さんも自由自由。そんなのあり?って感じ。だけどそれがごく自然に見えたな。

ジスモンチ後の、ライブ不感症から抜け出せたかな、という気がする。
というよりも、ジスモンチのライブを聴いたことで、何が変わったのか、少しばかりわかったような感じ。例えば、今までいろんな音楽を聴いてきたけど、自分にとって血となり肉となっている音楽はなんだったのか。または、これからの道となっていく音楽とはなんなのか、という意味で。

まだ確かなものは何も無いけれど。
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by sh2o | 2007-11-05 19:05 | 三味線