Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

kei / 高岡大祐 @ ポコペン

a0023718_171698.jpgkei / 高岡大祐ポコペン 3/21(金)

大阪は谷町、空堀商店街の側にあるポコペン。ちなみに「ポコペン」とは缶けり遊びのことのようだ。そういえば「ぽ~こぺん!」とか叫びながら缶けりをしたような記憶がある。
ギャラリー楓の先を曲がるとの指示通りに足を運ぶと確かに路地がある。看板もある。
しかし…石畳の路地を5m進んでは左に曲がり3m入っては右に曲がる…それはまるで時間を遡っているかのようでもあり、暗闇に誘われているかのようでもある。そして行き止まりにあるのがポコペンだ。震災で崩れなかったのが不思議なくらいの古い家屋。築100年とこことだ。築100年?それって明治じゃない??暖かき春の闇の深さ、恐るべしかな。。
扉を開けてポコペンに入る。玄関には本棚が並び漫画、本、雑誌、玩具が並ぶ。正面に階段。その先に12畳くらいの部屋があり、そこが会場?すでに常連さん(お友達?)と思しき数人が談笑している。はて、どうしたものかと立ち尽くしていると、階段下の床の間?の席に案内してもらった。豆球電灯、電気ストーブ、脇息、卓袱台、祖父母の家に遊びに来ているような不思議な気分。梅酒を啜りながら昭和初期の文学全集をパラパラとめくる。ミシミシと抜け落ちそうな階段に恐怖した相方と席を替わってあげる。しかし暗い。だがそれが居心地ことに気づく。
パラパラと人も集まってきた。へ~ぇぇ…。と思っていると、あれ?あの眼鏡の女性はEttのさゆりちゃんじゃない?あれれ~あまりのキュートさに気がつきませんでした…サユリストとしていかんいかん。
さてさて謎の雰囲気の中、ライブは始まる。keiさんはアコギ。高岡さんはバウロンと思しき片面太鼓をチューバの先に擦りつけている。音は電気ストーブの微かな明かりを躍らせる。keiさんがいつものエレキを構える。フレットは自らスキャドロップ加工したそうな。ちなみにベトナムのギターはすべてフレットがスキャドロップ仕様になっているそうな…ふ~ん…。keiさんのギターの音が高岡さんおチューバの中で響いているかのようだ。この会場のせいなのか今までにない音の響きを感じる。
休憩後、お互いのソロ演奏。keiさんはアコギ。右手にパチカを持ちながらの演奏。パチカが時折ギターのボディに当たる音がなかなかいい効果。高岡さんは"Pliceman is crazy"なる曲を演奏&歌う。チューバを吹きながら歌うというホーミーのような荒業が面白い。
会場を出ると来る時に感じた闇が微妙に明るくなっているように感じたのが築100年積み重なった時の塵の暖かさのせいか。音も100年の塵とともにまた沈み舞い散り、今日へと続の路地へと帰っていく我々の足跡となったに違いない。
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by sh2o | 2008-03-24 23:22 | Ett