Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

カテゴリ:Argentina( 101 )

RUIDOLOGIA

a0023718_2051240.jpg弾きまくるギターのFico De Castro
叩きまくるドラムスのSebastian Peycere
こういうのを愛着を込めて、関東ではバカ、関西ではアホと呼ぶ。
ベルギーのチェンバーROCKバンドX-LEGGED SALLYや英国のOZRIC TENTACLESを思い起こす真面目に皮肉さたっぷり危険な笑い。。おまけに奇怪なカッコイよさもあるのだから始末に悪い。あ~そうそう、ジャイアントロボで有名なバェットヘッドのタンゴ版?そうともいえなくないが、Nels Clineのラスヴェガスタンゴの演奏をどこか思い出す瞳の奥の狂気。
ゴッサムシティが現代の南米に出現したなら、こんな立ち込める喧騒に満ちたFicoのタンゴがお似合いだ。
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by sh2o | 2006-07-10 20:51 | Argentina

Andrea Alvarez "DORMIS?"

a0023718_18331324.gifパーカッション奏者Andrea Alvarezの新作DORMIS?。マッテマシタ!!
Andrea Alvarez(voz,bateria y percusion)、Mauro Quintero(guittara)、Franco Fontanarrosa(bajo)というトリオ編成による新作。ゲストはなし!編成どおりに前作よりもシンプルなサウンド。ジャケ写の裸は伊達じゃない。それはサウンドだけじゃなくただシンプルな「女」ではなく「私自身」という単純かつ困難な表現。それをトリオによる桁違いに破壊力ある「HARD ROCK」サウンドで、「カッコイイ」という叫びをも呼び込むのだから、その実力もカリスマも本物だ。
ギターのMauro QuinteroもベースのFranco Fontanarrosaも最高だ。確かにこれはBlack Sabathだよ!オジ・オズボーンのヴォーカルって中性的だものね。重く引きずりながらも、そこはハードコアやグランジを通り過ぎた現代。跳ね上がるノイズ、刻み込まれる沈黙。すげ~ぜ。このアルバム…。。
前作にあった曖昧なPOPSフィーリングやパーカッション奏者としてのパフォーマンスは姿を消し、「Andrea Alvarez」そして「ROCK」という表現だけがここにある。その姿にKill Billを重ねるのはいけないことだろうか。"Por que no hay agua para mi?"なんて挿入歌にもってこい。布袋寅泰との共演希望。

このカッコヨサがわからない奴は「寝てんのか?」という訳だ、このタイトルは。
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by sh2o | 2006-07-09 18:36 | Argentina

LUZ DE AGUA

a0023718_13242793.jpg大好きなピアニストCarlos Aguirreが監修を勤めるレーベルSHAGANA MEDRAより、まさしくアルバムタイトルどおりの「水の輝き」のような静謐な輝きをもつアルバム。
Juan L.Ortizという生誕110年を迎えた詩人の詩に、ピアニストSebastián Macchiが曲をつけたアルバム。演奏はSebastián Macchi (piano y voz)、Claudio Bolzani(voz y guitarras)、Fernando Silva(contrabajo violoncello y berimbao)という若手ミュージシャンによるトリオ。パーカッション、キーボードでゲストが参加している。
Sebastiánは最近のSilvia Iriondoのツアーに参加しているどうやらCarlos Aguirreの弟子?継承者という位置付けか。ベースのFernandoはCarlos AguirreのバンドのメンバーでCarlos Aguirreの片腕という存在。ギターのClaudioはRosarioに本拠をもつJAZZレーベルBlue ArtよりアルバムとリリースしているRUMBLE FISHというバンドのメンバーだ。
シンプルだが奥行きのある演奏。Carlos Aguirreの声に似たClaudioの声がまっすぐに地に立っている。まるでCarlos Aguirreのアルバムを聴いているかと思った。しかしやはりそこにはより現代的な透明感が存在する。Sebastiánがヴォーカルをとる"Fui Al Rio"は、降り立つ星の輝きと緩やかな川の流れが交じり合う心地よい静謐さに満ち溢れている、見事な演奏。ちなみに"Fui Al Rio"はLiliana Hereloもアルバムに取り上げている。
どの曲も緩やかな時間の流れの中に大切に育まれた温かさを受け継ぎながらも、現代的な研ぎ澄まされた空気が流れている。「MODERN」とはこういうことか。。

また本作をリリースしたSHAGRADA MEDRAは注目のレーベル。Carlos Aguirreのリーダー作2枚にJorge Fandermoleのアルバムは現在のアルゼンチンの一つの側面を代表するアルバム!と言いたいほどなのに非常に目立たない扱いだ…。他にもCoqui OrtizやSERIE Musica argentina para guitarraなど全部聴いて見たい作品ばかりだ!
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by sh2o | 2006-07-09 14:29 | Argentina

Daniela Spalla "desvelo"

a0023718_21481783.jpgアルゼンチンはコルドバ出身のシンガーDaniela Spallaの1stアルバム。
全編英詩。クルセイダーズ、スーパートランプ、スティービー・ワンダー、レノン&マッカートニーに並びHugo Fattorusoの曲。そしてSpinettaの在米時代の曲"Children of the bells"。これが最高!DanielaのボーカルはJAZZというよりもジョニ・ミッチェルやカーリー・サイモンのようなポップスフィーリングを感じる歌い方。それが返って「勉強しました!」という硬さをなくし、彼女の自由な感情を感じることが出来て、デビュー作という緊張や気負いを和らげている。
バックの面子もベテラン、名手ぞろい。Osvaldo Fattoruso、元Madre Atomicaのリズム隊Jota MorelliとGuillermo Vadala。Lito Nebbiaのバックを勤めたJuan Carlos Ingaramo。自らもリーダー作を数枚だしているコルドバのギタリストEnrique Aiello。そしてGonzalo Aloras。GonzaloはGuillermo Vadalaと一緒にFito Paezのバンドで活動していたギタリスト。すげ~面子。どうなってんの?!。"Children of the bells"でのGonzaloのギターソロは最高にクール!クルセイダーズかスティーリーダンかって感じ。悶えます!
にしてもDanielaはいい!彼女のHPもかっこいいっす。今年のいろんなシチュエーションでこのアルバムは使えそう。堪能させていただきます。
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by sh2o | 2006-05-28 21:48 | Argentina

compilation

a0023718_1615933.jpgLito VitaleのコンピレーションCDRを作ってみた。
Cuarteto編と、Solo他編。
最近のQuintetoものは敢えてはずした。
かなり熱中して選曲!ついでにジャケットまで自作…
そしてあらためて「Lito、いいな~」と実感!

"Lito Vitale Cuarteto"
Estas entre nosotros *
Ese amigo del alma *
Recuerdas en mi bemol *
Estar vivo hoy *
El discreto encanto de ser porteno **
La vida entera juntos **
Basta de fingir ***
Los duenos del sol ***
Dias de hogar ****
Los cambios necesarios ****
Una nueva vida ****

*=Ese amigo del alma
**=La senda infinita
***=Viento Sur
****=La cruz de l sol



"Musica de abril" (Solo他)
Para sonar y resposar (Musica para sonar y reposar 3)
Reuerdos del barrio (Musica para sonar y reposar 3)
Ese amigo del alma (en el Eden)
Xeito novo (en el Eden)
Causa Comun (Mas alla del mar)
Loco por vos (Mas alla del mar)
Sin testiogos (Mas alla del mar)
Amanece la esperanza (Mas alla de mar)
Nacen pueblos y ciudades (Mas alla de mar)
Zamba del laurel (Cuando el rio suena)
Cuanto el rio suena (Cuando el rio suena)
De regreso, urgente (Cuando el rio suena)
Para la pete chochi (Cuando el rio suena)
Tudo a Pulmpn (Musica para sonar y reposar 1)
Cancion de pinar (Musica para sonar y reposar 1)
Recuerdos e mi bomel ( Desde casa)
Ese amigo del alma (Desde casa)
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by sh2o | 2006-04-18 16:18 | Argentina

Sebastian Escofet "PATAGONICA"


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Sebastian Escofetの通算何作目?いやそんなことはどうでもいい。
5年前に一本の電話からすべてが始まったパタゴニアとフエゴ島(Usuahia?)をテーマにしたこのアルバム"Suite Patagonica"。今は絶えてしまったウシュアイアのインディオLula Kiepjaの歌声や、過去のフィールドレコーディングの音。ユパンキ。バッハ「フーガの技法」の断片。それらを身に纏ながら、極限の光と影と、空と風とが、きらびやかに氷の壁面に、朧げに大地の隙間に、流れては遠吠え、響いては消え去る。どうやら共にパタゴニアを旅したFernando ZuberとCarlos Martinez Cazasの映像作品"Solitude at the end of the World"の音楽として作られたもののようだ。Santiago Vazquez(Raamon)やEzequiel Borraも参加。そしてChango Spasiukの参加が目を引く。

語ることのいらない。ただ身を任せたい音楽。
for a dream that changed our lives
ただそれだけ。

変わったもの 変わらないもの
かけがえのないもの かけちがえてしまったもの
流されたもの 流れてきたもの

何処へ行くのか 何処へ向かうのか
Sebastian Escofetのギターが静かに語るリフレイン。。。
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by sh2o | 2006-01-29 16:41 | Argentina
a0023718_1822395.jpgアルゼンチンのJAZZ/FUSIONレーベルMDR RECORDSが熱い!
Alejandro Franov"melodia"を皮切りに「en piano」というピアノシリーズがリリースされたが、このLeo Bernstein "Tracción a Sangre"はその中の1枚。
これがね…ビックリ!すごい素晴らしい!!Lito Vitaleの壮大メロディ&キーボード&コーラスに、ANACRUSAのJose Luis Castiñeira de Diosのタンゴ・フォルクローレセンスを掛け合わせたら…こんなのが出来ちゃいました~って音!ちょっと言い過ぎ?ついでにManolo Juarezのお言葉まで寄せられてい。
バンドネオンにWalter Rios、ギターにSergio Liszewski(アルゼンチンFusionの黒幕)とErnesto Dmitruk。涎がでますな~。ドラムJose Luis ColzaniはErnestoのバンドのドラマー。ベースのAlan BallanはANACRUSAのメンバーだ!うむむ。
主人公のLeoは過去に "Imágenes" というアルバムを発表している他、Ernestoの最新アルバム"POR LA NOCHE "に参加している以外は、主だった活動はないようだ。まぁそんなこと関係なく、このアルバムはANACRUSAからM.I.A=Lito Vitaleに伝えられてきたアルゼンチンJAZZ/Fusionの正統的スタイル?の最先端モデルだ!10曲目なんかLitoの曲にSusana Lagoが参加したみたい!!!

胸をガバっと開けて、しびれる気持ちを空に触れさせたい。そんなアルバム!
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by sh2o | 2006-01-21 18:22 | Argentina

Imaginary South

アルゼンチンより魅力的な2枚のCD。ともにフォルクローレを礎にシンプルでナチュラルな感性が光の海に漂う素敵な音楽。そしてそれはINTEROCEANICOの二人のコロンビア人ヴォーカリストMarta GomezとAlejandra Ortizを思い起こした。

a0023718_1531360.jpgMaria Elia/Diego Penelas "ATAJO"
ヴォーカルのMariaとピアノ/ギターのDiegoのデュオ。アルバムにCarlos Aguirreから献辞が寄せられており、MariaはSilvia Iriondoに師事したこともあるいうから、それだけでこのアルバムの素晴らしさはわかる!そして僕好み!!SilviaやCarlosよりもより現代的・POPSフィーリングのある音楽だが、それはジャケットのオブジェのように最先端というよりも、三丁目の夕日的な懐古的近過去を思い起こさせる。Mariaの声はMarta Gomezを思い起こす優しくしなやかな声。その中に一瞬強い熱い血の濃さを感じさせる。それは土っぽくもありザラザラした感触も有り、一種の魔性のような感覚。その辺りがSilvia Iriodoの影響なのかな?Diegoのセンスのいい演奏にも引き込まれる。これは掘り出し物。素敵な春風に一足早く包み込まれたかのようなシフォンの幸せ。

a0023718_1583012.jpgInés Bayala Trio "DOÑA INES"
Maria EliaがMarta GoezならInez BayalaはAlejandra Ortizだ。元Lito Vitale Quinteto(というよりErnesto Snajerの相棒?)のベーシストGuido Martínez とパーカッションの Juanjo “el chaqueño” Martínez(Guidoと兄弟か)のサポートを得て、Inezが気持ちよくアコギを弾き歌う。何か本当に2004年12月に大阪で聴いたInteroceanicoのライブのようでビックリと感慨も一入。だから何となくアルゼンチンというよりボレロを聴いているみたいだ。そう、Inezの声は手をやさしく撫でられているように甘い。10曲目はBeto Calettiとの共だが全然Betoのイメージではない曲が面白い。InezはギタリストMarcelo Devriesと一緒にTATACURAというプロジェクトをやっておりそちらにはRaúl Carnota, Mono Izarrualdeらが参加している。これも興味深い。

同時にこの2枚で出会えたことは、単なる偶然じゃないような気がする。

そしてこの記事が、このブログの200本目の記事。。うん。これも運命?!
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by sh2o | 2006-01-21 16:19 | Argentina

Estamos Felices

今、気になっているアルゼンチンのレーベルEstamos Felices

a0023718_13382487.jpga0023718_13383360.jpgJaime sin tierra
"Autochocador"

Jackson Souvenir
"Pista cero"



a0023718_13385035.jpga0023718_13385991.jpgSiro Bercetche
"Música simple para gente complicada"

Juan Stewart
"El silencio de las cosas"



Estamos FelicesはJaime sin tierraのメンバーJuan Stewartが主催者なのだろうか?アルゼンチン音響アンビエントポストロックといった趣の作品をリリースしている。中でもSiro Bercetcheのアルバムが面白い。Siroは現在24歳。 Agustín Pereyra Lucenaに師事したという。Florencia Ruizとも同じステージに立ったことがある。弾き語りメインだが、アルゼンチンらしい透明な螺旋を感じさせる。注目!
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by sh2o | 2006-01-14 13:22 | Argentina

Andres Ruiz "AMULETO" 上陸!

a0023718_822283.jpgAndrés Ruiz "AMULETO"が日本本格上陸です!
つい先日、Florenciaから「15枚売れたよ!」との喜びの報告をもらいましたが、ついについに日本本格上陸=中南米音楽さんに入荷いたしました!!!

Florenciaの"CORRER"、Andrésの"AMULETO"を皆様よろしくお願いします!
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by sh2o | 2006-01-13 08:02 | Argentina