Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

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RUSH IN RIO(DVD)

a0023718_143449.jpgすごい!長年RUSHのファンだけれど、近年はなんか遠ざかっていた。なんか曲づくりにマンネリというか驚きがなくたってきたかのように感じられて。でこのDVDも遅ればせながらTower Recordのポイントがたまっていたので購入した次第。でも、これ最高!RUSHの演奏もものすごくカッコイイんだけどRioの観客のノリがとてつもない。YYZやLa Villa Strangiatoでの盛り上がりは鳥肌もの。インストナンバーでメロディーを大声で一緒に歌うか?さすがブラジルの観客。ほかの曲でも歌うは飛び跳ねるはものすごい。それが4万人も集まっているんだからRUSHのメンバーならずとも仰天だ。Niel Partのドラミングも、Geddy Leeのベースも見事だけど、Alex Lifesonの演奏が特筆ものだ。技の引き出しがたくさんあるとか驚きの一発芸(キャラクターはおもろいけど)があるわけではないが、堅実で的確なギターワークはある種の美しささえ備えている。もちろん30年もトップバンドとしての地位を守っているんだからそれは当たり前なのかもしれないが。
ライブDVDというと2、3回みただけで飽きちゃってもう見ない、というパターンが多いけど、これはいつでも取り出してみたくなるほど、演奏、観客、ドキュメンタリーとしてすべてにおいて一級品。RUSHを知らずともなんかしらの刺激やカタルシスを求めている人にも超お薦め!!!

http://www.rush.com/

http://www.geocities.jp/musica_arbrfr/
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by sh2o | 2004-06-27 14:36 | All Frontiers

Fernando Samalea "FAN"

a0023718_23507.jpg来た来た~!Fernando Samalea待望の新譜"FAN"!!Los Anos Luz Discosからのリリース。まずはジャケすごい~!これSamaleaの1st以来のビックリジャケかしら。しかも写真。笑うしかないです。内容は間違いなくSamaleaの最高傑作。以前から面子の情報を見てその内容の素晴らしさは予想できたが、これは予想以上の出来。Samaleaのバンドネオンの音が彼自身の音楽性と完全に一致したようだ。水晶玉から深紅の血の欠片が吐きだされてくるような、そんな謎に満ちた瘴気と正気の沙汰が待っているのか舞っているのか。すごいすごい!Disc Reviewsでもいろいろ書きたいと思います。

Fernando Samalea Site Official : www.samalea.com.ar/

http://www.geocities.jp/musica_arbrfr/samalea.html
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by sh2o | 2004-06-21 23:51 | Argentina
a0023718_123318.jpgまたまたフューチャータンゴの一つか…といつも思うのだけど、それぞれ良く聴くとJazzだったりRock、ダンスミュージック、クラシックだったり、といろんなアプローチが見えて面白いことに気付く今日この頃。それは私が熱心なタンゴ愛好家でないからなのだろうけど。で、このTanghettoだが、タンゴとアンビエント(別にchill outと言い換えてもいいが)が混ざり合い、ぼんやりと研ぎ澄まされた空間を出現させるフィルターを作り上げている。バンドネオンをキーボードに変えればXavier Fisher Trioな雰囲気の曲もあるが、それは「物悲しい」という表現からバンドネオンを解き放っているが故といえるだろう。そのアプローチはFernando Samaleaの感覚に似ているか。プログラミングのリズムは、オーストラリアの7不思議The Necksの永遠に沈んでいくような静けさに似ている。タンゴという巨人を相手に気負ったり、悪ふざけが過ぎたり、石を投げつけたりすることはない。
都市の過剰な光、それに呼応して増殖する闇が疲れ果てたころ、ブエノスもの街角にTangoが流れる。その音にはこう浮き彫りされているだろう。Tanghetto。

Tanghetto Site Official : http://www.tanghetto.com/

http://www.geocities.jp/musica_arbrfr/
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by sh2o | 2004-06-20 12:34 | Argentina
a0023718_163338.jpgアルゼンチンより直送便到着。Dino Saluzzi、Quique Sinesi、Lito Vitalleの子供達というような才能あふれる二人のミュージシャン、ピアニストのPaula SuarezとドラマーのDaniel Dieguezとのデュオ。Jazz、フォルクローレ、タンゴ、カンドンベなどなど、自分達の文脈のなかで捉えられた音たちが、ひとつの混沌となり、そこからひっそりと次第に高らかな上昇気流となって私たちに届く。まだまだ荒削りだが、その魅力は充分すぎるほど伝わってくる。
伝統、退廃、新生、ブエノスからしか生まれてこない、しなやかで強靭な美しさがたまらない。今年の新人賞本命かな。

Araca Guri Site Official : http://www.aracaguri.com.ar/

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by sh2o | 2004-06-19 16:34 | Argentina

Mili Bermejo "Tiempo de Amor"

a0023718_224536.jpgアルゼンチン出身、今はBerkleeで教壇に立つMili Bermejoの6thアルバム。前作が6tet編成だったのに対し、本作ではパートナーでもあるBassistのDan GreenspanとピアニストBruth Barthとのトリオ。Miliの声とBruce Barthのピアノとの調和が素晴らしい。ラテンとかJazzとかいちいち注釈解釈は必要の無い、ただふと包まれる愛情に見つめられているようで心落ち着くアルバム。それはLuciana Souzaにも共通する感じだ。ちなみにLucianaはMiliの教え子だそうだ。Miliの人生の中でいろいろと波紋の生じた中での録音であったようだが、そのヴォーカルはやさしく思いの底を輝かせる。ジャケットのように、落ち葉1枚1枚にこめられた思い出、それを手に取り踏みしめ重なる光景を空へと飛ばす。

Mili Bermejo Site Official : http://www.milibermejo.com./

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by sh2o | 2004-06-15 22:46 | All Frontiers
a0023718_211458.jpgConsuelo de Paulaの3rdアルバムとなる新譜。いいな~このアーティスティクの雰囲気。そして好きだな~こういう声。Monica Salmasoもそうだけど、雲みたく軽やかでいて時に大きく白く黒く赤く雨や雷を起こし広がっては千切れどこかへ消えていく、そんな声。Consueloはさらにミナス独特の浮遊感もそなえる。でもConsueloといえばなんといってもMario Gilの存在でしょう。Marioの作る柔らかい掌で掬う海の泡のような曲とConsueloの声。それはもう絶品。
雲と海の地平線が重なる場所に咲くバラ。その名前はConsuelo de Paula。

Consuelo de Paula Site Official : http://www.consuelodepaula.com.br/

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by sh2o | 2004-06-13 21:16 | Brasileira
a0023718_153043.jpgそれは恐ろしいデュオアルバム。異なる3箇所の場所で行われたインプロを収録。破壊的な衝動をぶつけ合うものではなく、お互いの秘密のレシピを教えあい、新たな秘法をもって集まった観客を歓待しようとしているかのよう。Antonello Salisというと昔Nana Vasconcelosとのデュオアルバムがあったな~、という記憶しかなく実際は音を聴いたことがなかったが、今回始めてAntonelloのピアノとアコーディオンを聴いたが、とても気に入った。典雅な響きの中に、時に諧謔、奇矯、苦渋、敬虔、滑稽を漂わせて踏み出す。そんな感じだ。同じサルディーニャ出身のミュージシャンEnzo Favataの音とどことなく共通性を感じる。Paolo Angeliは相変わらず、それは恐ろしい錬金術で生み出した愛器のサルディニアン・ギターを連れて神出鬼没。Paoloの演奏はもう聴いてください、というしかない。お互いのソロも充分にフューチャーしながらすれ違うことなく、一瞬だけ重なりあった時の中での生まれる奇跡の魔法。それはいかにもイタリア的であり、このアルバムもその中で輝き続けることだろう。

Paolo Angeli Site Offivial : http://www.paoloangeli.it/

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by sh2o | 2004-06-12 15:31 | All Frontiers

Odessa Chen  "One Room Palace"

a0023718_215527.jpgもし雑誌が紹介するなら「東(海岸)のLaura Burhenn、西(海岸)のOdessa Chen」なんて呼ばれそう。(昔から「東の~、西の~」とかよくありましたね。もしくは御三家、4大なんとか、とか。)
このアルバムはNels ClineとつるんでるドラマーScott Amendolaが参加しているので入手したのだが、Odessaのセンシィティブなヴォーカル、チェロや時にはメロトロンさえ導入しながら決して大げさにならない、メロディアスでナチュラルな感覚がとても気に入った。Sigur Rosなんか好きな人にはきっ好きになるはず。
90年代、21世紀とさまざまな音楽飽和状態=音楽赤潮・青潮のあと、OdessaやLauraのような21世紀型フォークミュージックに肌をよせたくなる。

Odessa Chen Site Official : http://www.odessachen.com/

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by sh2o | 2004-06-06 21:56 | All Frontiers

Laura Burhenn "Wanderlust"

a0023718_233152.jpgDCやNew York areaを中心に活動するSSW、Laura Burhennの2ndアルバム。Wuritzerの調べにのせて歌われる1曲目"helicopters"でもうLuaraの世界に完全に飲み込まれた。現代風フォークロックをピアノ、キーボードで語られるのが面白いところなのかな。でもそんなことは関係なく、Luaraの繊細でシンプルな、ゆっくりと紅茶を煮出すような。ゆっくりと研ぎ澄まされた時を楽しむ、そんな愛しさに包まれる音楽。
私は大好き。

Laura Burhenn Site Official : http://www.laboratoryrecords.com/

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by sh2o | 2004-06-05 23:33 | All Frontiers
a0023718_23620.jpgLito Vitaleの新譜はJulio Boccaによる不条理バレェ「赤いネクタイの男」のサントラ。
破天荒な中に説得力をもたせようと構成に気を配っているのが充分に感じられる。しかし、そこは天才Lito。いつものLito節も所々で堪能。Litoのバンドネオンが恐らく「赤いネクタイの男」と「La Mujer」との謎めいた感情を語っているのだろう。絵から出てきた男が、女を絵の中に連れ込み、それを眺める絵に取り付かれた男。そもそも、その光景ですら1枚の絵なのだろうか。
Litoの音楽は果てしない欲望を、不可思議な美の合わせ鏡に映す。
同じくJulio Boccaの「Angel Eterno」の音楽も収録。それにはManuel Mirandaがフルートで、Marcelo Moguilevslyがクラリネットで参加している。

Lito Vitale Site Official : http://www.litovitale.com.ar/

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by sh2o | 2004-06-05 23:07 | Argentina