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Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

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Ett “テンカラ“

a0023718_23191631.jpgボーカルの西本さゆりとギターのKeiを中心に名古屋を拠点に活動するユニットEttのセカンドアルバム。
フェルナンド・カブサッキが昨年の来日時にKeiと共演し(素晴らしかった!)その勢いでEttのステージにも参加。残念ながらそのステージは見る事ができなかったが、その話しはEttというバンド名を記憶に刻んだ。そしてなんやかんやでようやく手にし耳にしたのがこのアルバムだ。
ギターとヴォーカルによる素朴なあじわいや、ひらがなカタカナの響きの美しい日本語による歌詞は、最近のNHK「みんなの歌」のシュールで懐かしい光景に似ている。大貫妙子、ふちがみとふなと、京都町内会バンドのイメージに似ている。しかし驚きはまだまだ続く。9曲目のイネムリオヨギが最高!これはブリティッシュプログレ?ジェネシス?イエス??というメロディーとアレンジ。いやいやそこもでの大仰さはないが、魅力的なメロディーにシンプルでシャープに命をかけたようなエレキギターとドラムス。さゆりのスキャットは悪戯好きのつむじ風のように駆け回る。東京事変の「遭難」を聴いたときのショックと同等。ただ単純に「いい曲~!」という素直な感想がこの上なくうれしい!そう、これはテンカラ全曲に言えることだ。
そして西本さゆりという雲と太陽が擦れあったヴォーカリストに出会えたことはとっても大きな喜びだ。早く彼らのライブが見たい。西本さゆりの声に触れたい。あ~早く~!!!
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by sh2o | 2005-01-31 23:20 | Ett
a0023718_2147059.jpg昨年パーカッション奏者ヤヒロトモヒロらと日本ツアーを行ったアルゼンチン人ピアニストGerardo Di Giustoのアルバム。弦楽五重奏団Camerata ambiguaをバックにGerardoのオリジナル曲を演奏。昨年の来日時はどちらかというとフォルクローレルーツな演奏と話しをしていたGerardoだが、ここではタンゴ、フォルクローレ、JAZZがハイスピードで交錯する華麗な音楽をつくりあげてる。過剰なアヴァンギャルドさや過激なアカデミズムもない、スリリングでスタイリッシュな風をきる華麗な自転車レースを思わせる快感に震える。弦楽五重奏の内二人はGerardoと同じアルゼンチン人だ。ハイスピードで難コースなレースを走る高性能自転車を支えるタイアの役割のよう。フランスにはピアソラをはじめ多くのアルゼンチンミュージシャンやヨーロッパのミュージシャンたちが独自のタンゴを切り開いてきたが、このアルバムは一つのエポックメイキングとなるだろう。もうピアノにピアソラの亡霊を追うことはない。今わたしにはGerardo Di Giustoがいる。

そして大ニュース。2005年Gerardoは金子飛鳥、Carlos BuschiniそしてヤヒロトモヒロとのバンドGAIAで再び日本ツアーを予定しているようだ。これは絶対に聴き逃せない!!!
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by sh2o | 2005-01-29 21:46 | Argentina

Lily Cushman Culhane "One"

a0023718_1727270.jpgアイダホ出身。現在はNYに活動の拠点をおくLily Cushman Culhaneの1stアルバム。
作曲、演奏(ピアノ、エレクトロニクス)すべてLilyの手によるアルバムだが「手作り」「ラフ&タフ」という印象派ない。ジョーン・ジェットが軽くハミングしているかのようなLilyのヴォーカル。遠く早く流れる曇り空のようなアコースティック(ピアノ)とエレクトロニクスの絶妙なアレンジ。Nina Simone×PJ Harvey?ふんふん、言いえて妙ですな。
耳に残るノイズを消そうと、クールなキスをグラスに沈め飲み干す。一層激しくなる鼓動。更にノイズを擦り合わせる。もうお終い。おまえは狂った愛に恵まれているんだから。
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by sh2o | 2005-01-23 17:26 | All Frontiers
a0023718_18391684.jpgアルゼンチンはロサリオにあるレーベルBlueArt Recordsの新譜は、ギタリストCarlos CasazzaとピアニストLeonel Luquezのデュオアルバム。
ミルトン・ナシメントの"San Vincent"で始まり続いてJobimの"Retrao em blanco y negro"。余韻の深いLeonel LuquezのピアノとCarlos Cassazaのギター。絨毯にはっきり足音さえ残していくような、しかし姿はすでに風のようにその場にはない。残るのは感情のしこりではなく彷徨う思い出。そしてRalph Townerの"Icarus" "Beneath an evening sky"と続く。 "Beneath an evening sky"は大好きな曲。後悔を流し去る雨音のようなピアノに対し、ギターは連想を押しとどめられない懺悔のように一音一音が剥き出しの首筋に響く。
シンプルな音の重なりは、霜が落ちそして解けていく光景。静かでいていつの間にか世界が変わる、そんな隠された美しさに触れることのできるアルバム。
首筋にいつの間にか残された香りが消えるとき、はっきりと思い出して葬るあのときの感情。何かにさよならを言うときにこのアルバムを聴く。多分。
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by sh2o | 2005-01-22 18:38 | Argentina

Saigenji

昨日、kanegonさんと名古屋クワトロへSaigenjiのライブに行ってきました。
(Kanegonさん、ハピネス田中さんありがとうございました!)

Saigenjiの評判は耳にしてましたが、音を聴くのははじめて。いろいろな音楽性をぶちまけながら、Saigenjiのヴォイスを中心にそれを聴きやすい音楽性でまとめているのは、聴いてて楽しかった。フロアー向けキラーチューンあり、しっとり聴かせる曲あり、ソロ・デュオでのパフォーマンスあり、バンドメンバーもそれぞれ楽しんで演奏しているようでなかなかステージも見せてくれる。ドラムスとパーカッションのバトルはなかなか聴き応えがあった。ドラムス、もちょっと引き出しみせて欲しかった。サックス&ピアニカ&フルート奏者がよかった!サックスのよれよれの鋭さ、フルートっぽいピアニカ、この人のバンドも見てみたい!

で、終始感じていたのは「Saigenji」ってなんなんだろう?という感覚。はじめて見て聴いていうのも何なんだけど、「なんかうまいセンスとパワーある人だな」(それはそれですごいんですが)で終わってしまい、「Saigenji」もう一回みたい聴きたい!という気持ちにはなかなかなれなかった。
1曲フルートとSaigenjiの笛の音が導く"la Puerta"のみ、春に予定されているブラジルでのレコーディングへの意気込みを感じさせるのか、「これがSaigenjiなのか~」という驚きを得られた。

どうなんだろ、歌詞なのかヴォイスパフォーマンスなのかバンドアンサンブルなのか弾き語りなのか、その全部なのか。バンドアンサンブルだとしたらちょっとアレンジが定型だったかなという印象。ヴォイスパフォーマンスだとすると消化不良。ある一点のみでいいから臨界点突破したSaigenjiを見せ付けてほしかった。その断片が"la Puerta"だったのかな~と。

とにかく次のアルバムは聴いてみようと思う。もっともっと音で演奏で笑顔をくれ!Saigenji!!!
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by sh2o | 2005-01-19 19:21 | All Frontiers

気になるヒト 岡本美沙

最近気になっているのが、ピアニスト・女優の岡本美沙さん。

プロフィールは美沙さんのHPblog楽天ページをご覧ください。
関西方面でタンゴを演奏。また今春公開の映画「ひだるか」に主演し、音楽も担当。主題歌はテーマ曲は「届かない声、伝わらない涙」というピアノメインのタンゴになるらしいです。もちろん美沙さんの曲です。この曲名いいですね。なんか今のいろいろな事象を思い起こさせるようで。

愛らしく妖しく彩しく危うく艶やかな岡本美沙さんを応援します~!
う~ん。ライブが早くみたい!。
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by sh2o | 2005-01-17 12:47 | All Frontiers

Eloisa Lopez "EL"

a0023718_17393045.jpgアルゼンチンのシンガーEloisa Lopezの今のところ幻の2ndアルバム。「幻」というのは悪徳業者に騙され今のところお蔵入りだからだ。しかし内容は最高!関係者の皆様、是非Eloisaにコンタクトとってみてください。
殆どEloisaの声と彼女自身によるプログラミング、シンセによって音は築かれる。そのジャケットどおりのイメージに導かれる世界は、ゴシックともダークアンビエントに近いものがあるかもしれない。フアナ・モリーナをよりPOPフィーリングを感じさせるような歌。BjorkとDip in the poolの世界を思い浮かべた。1曲にチャランゴ奏者佐野マリが参加している。
氷柱がキスにより艶かしく融け形つくる歌姫。水底のカラフルなアイスクリームの上で静かに眠る。
EL=唯一。Elegancia=優雅。ELectro=電子音楽。ELla=彼女。
ELoisa。ガラスのシャボン玉の世界。
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by sh2o | 2005-01-16 17:44 | Argentina

Tsunami

知らないことの恐怖。
知ることの絶望。
これも一つの現実。
しかし、できうることを。そして、祈らずにはいられない。
「これが現実....  必読!」
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by sh2o | 2005-01-16 00:43 | All Frontiers
a0023718_17413763.jpgチリ人のシンガーFrancesca Ancarlaのワールドワイド1stアルバム。よくつかうWeb CDshopでみつけた。英語の歌詞とR&Bなアレンジが違和感をもたらすが、長く聴ける条件でもあるのかと思い直す。南米出身らしい土の匂いのする歌声は塩っ辛い感情で腕から胸へと包み込む。驚きは大好きなピアニストCarlos Agguireの参加していること。買った時は同姓同名のCarlos Agguireなんだろうなとふぃっと思考停止したのだけど、インナージャケみてビックリ!Carlos自身のCDにも参加してるベーシストFernando Silvaもいるじゃん!さすがに素晴らしいCarlosのピアノ。2曲目のイントロで夢中で空中へと手をのばす高揚感。
南米から中米から吹く風は地球を通りこしてわたしの耳元を吹き抜ける。この瞬間こそがわたしのFrontera。
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by sh2o | 2005-01-11 17:42 | All Frontiers

Alejandro Franov Trío Acústico

1/7、24、31にBsASでこんなライブが。

Alejandro Franov Trío Acústico

Alejandro Franov: Piano
Diego Wainer: Contrabajo
Fernando Pepi Marrone: Batería


V i e r n e s 7 d e E n e r o, 2 2 h s . e n T h e l o n i o u s B a r,
Salguero 1884 Palermo. valor de la entrada: $10
L u n e s 2 4 y 3 1 d e E n e r o, 2 2 h s. e n N o t o r i o u s,
Callao 966. valor de la entrada: $ 10

アレフラのピアノトリオ!みたい!!
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by sh2o | 2005-01-08 06:01 | Brasileira