Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

<   2006年 01月 ( 11 )   > この月の画像一覧

Sebastian Escofet "PATAGONICA"


a0023718_16382543.jpga0023718_16383511.jpg






Sebastian Escofetの通算何作目?いやそんなことはどうでもいい。
5年前に一本の電話からすべてが始まったパタゴニアとフエゴ島(Usuahia?)をテーマにしたこのアルバム"Suite Patagonica"。今は絶えてしまったウシュアイアのインディオLula Kiepjaの歌声や、過去のフィールドレコーディングの音。ユパンキ。バッハ「フーガの技法」の断片。それらを身に纏ながら、極限の光と影と、空と風とが、きらびやかに氷の壁面に、朧げに大地の隙間に、流れては遠吠え、響いては消え去る。どうやら共にパタゴニアを旅したFernando ZuberとCarlos Martinez Cazasの映像作品"Solitude at the end of the World"の音楽として作られたもののようだ。Santiago Vazquez(Raamon)やEzequiel Borraも参加。そしてChango Spasiukの参加が目を引く。

語ることのいらない。ただ身を任せたい音楽。
for a dream that changed our lives
ただそれだけ。

変わったもの 変わらないもの
かけがえのないもの かけちがえてしまったもの
流されたもの 流れてきたもの

何処へ行くのか 何処へ向かうのか
Sebastian Escofetのギターが静かに語るリフレイン。。。
[PR]
by sh2o | 2006-01-29 16:41 | Argentina

Bobby Mcferrin "Live In Montreal"

a0023718_11422889.jpg昨年末にリリースされた
Bobby Mcferrin "Live In Montreal"(DVD)
に、Joraneが1曲ゲスト参加しています。
2003年モントリオールでのライブです。

Joraneは2006年は自宅でプライベート・ライフをゆっくりとすごし、作曲等の活動に専念したいとのこと。新譜にも期待したいが、ライブCDも出したことだし、ライブDVDも出さないかな~?!

Jorane自身のライブDVDが見たい~!愛・地球博での感動を再び~!!
[PR]
by sh2o | 2006-01-26 20:42 | Jorane

GNOMUS "28 août 2005 "

a0023718_17345010.jpgフィンランドのプログレグループGnomusのライブCDR。2005年8月28日にフランス・ナントで行われたフェスティバルでの録音。

GnomusはFiasko Recordsよりスタジオ盤(といっても一発録り)をこれまで2枚リリース。リーダーでギタリストのEsa OttonenはFiasko Recordsのオーナーでもあり、Charles Mingusのコレクターとしても有名なようだ。キーボードのKari Ikonenは、欧州や米国で様々なJAZZ作曲コンクールで受賞しており、またFiasko Recordsよりリーダー作"Karikko"を発表している。ドラムスのMika Kallioは、フィンランドを代表するJazzピアニストSamuli Mikkonenのバンドを始め様々なバンドに参加しており、フィンランドのTOPドラマーだと言ってもいいだろう。Fiasko Recordsの作品の殆どにも参加している。

個人的にはGnomusはプログレというよりノルウェーのSupersilentの音楽性に近いんじゃないかなと感じており、このライブ盤でも過激なインプロなのか作曲なのか判別不明な音響を発している。Kariのキーボードがとくにすごい。異様なヴォイスの雄たけびを発しながら、ノイズぎりぎりの音響波を出現させる。Esaは恐らく愛器の日本産ストラトのとぼけた音で、ベースプレーヤーのような感覚の演奏を繰り広げる。ドラムスのMikaはただただ圧巻!畳み掛ける重戦車。一人電撃作戦だね、これは。全3曲でそれぞれ演奏時間を表す"19h04 - 19h52","19h53 - 20h14","20h16 - 20h23"という曲名のシンプルさも、どこかSupersilentっぽい、かな?フィンランドのぐたぐたアシッド・フォークに、北欧エレクトロニカ風味を加え、超絶シャープなドラミングで仕上げたって感じのアルバム。

限定100枚(ちなみにシリアル29/100でした)。売り切れ後はサイトからのダウンロードのみとなるらしい。こちらで購入可。またGnomusの2ndアルバム"Ⅱ"はこちらでも買えます。

EsaとKariはJAZZビッグバンドや弦楽団への作曲なども精力的に行っており、そちらの音も是非聴いてみたい。とくにKariは本当に才能豊かなミュージシャン・ピアニストで、これからがすごく楽しみ!Fiasko Recordsから発売されているKari参加のAHAVAのアルバムも是非聴いてみて!

ともかく、新年挨拶代わりにこのCDを送ってくれたEsaとKariに感謝!ありがとう!!
[PR]
by sh2o | 2006-01-23 20:48 | All Frontiers
a0023718_1822395.jpgアルゼンチンのJAZZ/FUSIONレーベルMDR RECORDSが熱い!
Alejandro Franov"melodia"を皮切りに「en piano」というピアノシリーズがリリースされたが、このLeo Bernstein "Tracción a Sangre"はその中の1枚。
これがね…ビックリ!すごい素晴らしい!!Lito Vitaleの壮大メロディ&キーボード&コーラスに、ANACRUSAのJose Luis Castiñeira de Diosのタンゴ・フォルクローレセンスを掛け合わせたら…こんなのが出来ちゃいました~って音!ちょっと言い過ぎ?ついでにManolo Juarezのお言葉まで寄せられてい。
バンドネオンにWalter Rios、ギターにSergio Liszewski(アルゼンチンFusionの黒幕)とErnesto Dmitruk。涎がでますな~。ドラムJose Luis ColzaniはErnestoのバンドのドラマー。ベースのAlan BallanはANACRUSAのメンバーだ!うむむ。
主人公のLeoは過去に "Imágenes" というアルバムを発表している他、Ernestoの最新アルバム"POR LA NOCHE "に参加している以外は、主だった活動はないようだ。まぁそんなこと関係なく、このアルバムはANACRUSAからM.I.A=Lito Vitaleに伝えられてきたアルゼンチンJAZZ/Fusionの正統的スタイル?の最先端モデルだ!10曲目なんかLitoの曲にSusana Lagoが参加したみたい!!!

胸をガバっと開けて、しびれる気持ちを空に触れさせたい。そんなアルバム!
[PR]
by sh2o | 2006-01-21 18:22 | Argentina

Imaginary South

アルゼンチンより魅力的な2枚のCD。ともにフォルクローレを礎にシンプルでナチュラルな感性が光の海に漂う素敵な音楽。そしてそれはINTEROCEANICOの二人のコロンビア人ヴォーカリストMarta GomezとAlejandra Ortizを思い起こした。

a0023718_1531360.jpgMaria Elia/Diego Penelas "ATAJO"
ヴォーカルのMariaとピアノ/ギターのDiegoのデュオ。アルバムにCarlos Aguirreから献辞が寄せられており、MariaはSilvia Iriondoに師事したこともあるいうから、それだけでこのアルバムの素晴らしさはわかる!そして僕好み!!SilviaやCarlosよりもより現代的・POPSフィーリングのある音楽だが、それはジャケットのオブジェのように最先端というよりも、三丁目の夕日的な懐古的近過去を思い起こさせる。Mariaの声はMarta Gomezを思い起こす優しくしなやかな声。その中に一瞬強い熱い血の濃さを感じさせる。それは土っぽくもありザラザラした感触も有り、一種の魔性のような感覚。その辺りがSilvia Iriodoの影響なのかな?Diegoのセンスのいい演奏にも引き込まれる。これは掘り出し物。素敵な春風に一足早く包み込まれたかのようなシフォンの幸せ。

a0023718_1583012.jpgInés Bayala Trio "DOÑA INES"
Maria EliaがMarta GoezならInez BayalaはAlejandra Ortizだ。元Lito Vitale Quinteto(というよりErnesto Snajerの相棒?)のベーシストGuido Martínez とパーカッションの Juanjo “el chaqueño” Martínez(Guidoと兄弟か)のサポートを得て、Inezが気持ちよくアコギを弾き歌う。何か本当に2004年12月に大阪で聴いたInteroceanicoのライブのようでビックリと感慨も一入。だから何となくアルゼンチンというよりボレロを聴いているみたいだ。そう、Inezの声は手をやさしく撫でられているように甘い。10曲目はBeto Calettiとの共だが全然Betoのイメージではない曲が面白い。InezはギタリストMarcelo Devriesと一緒にTATACURAというプロジェクトをやっておりそちらにはRaúl Carnota, Mono Izarrualdeらが参加している。これも興味深い。

同時にこの2枚で出会えたことは、単なる偶然じゃないような気がする。

そしてこの記事が、このブログの200本目の記事。。うん。これも運命?!
[PR]
by sh2o | 2006-01-21 16:19 | Argentina

Estamos Felices

今、気になっているアルゼンチンのレーベルEstamos Felices

a0023718_13382487.jpga0023718_13383360.jpgJaime sin tierra
"Autochocador"

Jackson Souvenir
"Pista cero"



a0023718_13385035.jpga0023718_13385991.jpgSiro Bercetche
"Música simple para gente complicada"

Juan Stewart
"El silencio de las cosas"



Estamos FelicesはJaime sin tierraのメンバーJuan Stewartが主催者なのだろうか?アルゼンチン音響アンビエントポストロックといった趣の作品をリリースしている。中でもSiro Bercetcheのアルバムが面白い。Siroは現在24歳。 Agustín Pereyra Lucenaに師事したという。Florencia Ruizとも同じステージに立ったことがある。弾き語りメインだが、アルゼンチンらしい透明な螺旋を感じさせる。注目!
[PR]
by sh2o | 2006-01-14 13:22 | Argentina
a0023718_9352376.jpgSergio Assad : 兄
Odair Assad : 弟
Jorge Assad : 父
Angelina Assad : 母
Badi Assad : 妹
Clarice Assad : Sergio娘
Carolina Assad : Odair娘
Rodrigo Assad : Sergio息子

いや~すごいAssad一族! アルバムの内容もすんごぉぃい!!
1曲目Edu Loboの"Casa Forte"でもうやられた!いきなりAssadルーツのアラブっぽい雰囲気の出だし。ClariceとCarolinaのスキャット。あ~もうどうしたらいいんだろう!風を切る速度を体が欲する。続く2曲目のPaulo bellinatiの"Baiao De Gude"のSergio&Odairの蕩ける指技に息ができないほど熱くなる。Gismontiを挟み4曲目でBadiの登場。独特のムードを堪能。6曲目はClariceの曲。まるでピアノを弾くMaria Joaoっぽい。Lenine、そしてまたClariceのソロに酔ったあと、Assad父母の登場!Cartolaの"As Rosas Não Falam"、Jacob do Bandolim"Doce de Côco"、Pixinguinha"ROSA"そしてその後は優雅で希望に満ちた"Medley of Samba"!もうこれはAssad Family Magic!

この上のない贅沢な家族によるプライベートコンサートに招かれた気分。もう年末年始は終ってしまったけど、大切な人たちとの集いにピッタリの音楽だと思うな。
DVDもでるのかしらん?超期待&希望!!!

全ブラジル音楽ファンの皆様
ギター好きの皆々様
これぞ必聴ですヨン。
[PR]
by sh2o | 2006-01-14 10:21 | Brasileira

Andres Ruiz "AMULETO" 上陸!

a0023718_822283.jpgAndrés Ruiz "AMULETO"が日本本格上陸です!
つい先日、Florenciaから「15枚売れたよ!」との喜びの報告をもらいましたが、ついについに日本本格上陸=中南米音楽さんに入荷いたしました!!!

Florenciaの"CORRER"、Andrésの"AMULETO"を皆様よろしくお願いします!
[PR]
by sh2o | 2006-01-13 08:02 | Argentina

Aisha Duo "Quiet Songs"

a0023718_1114898.jpg2005年のBESTにも選んだのに、ここに何も書いてないのに気付き、mixi内に書いた文章をUP。
イタリア出身のAndrea DulbeccoLuca Gusellaによるヴィブラフォンとマリンバのデュオ。Glen Velezとイタリアのチェロ奏者Marco Decimoが一部に参加。
どう?これだけで興味そそられた人もいるはず。しかも1曲目はOREGONの"Beneath an evening sky"!も~この曲大好き!!ヴィブラフォンが夕闇に浮かぶ雲をそっと響かせるような空。赤い闇が青と黒の光を呼び覚ます。そしてChick Coreaの"Children Songs"。いいよ、このCD。飽きるようで飽きない、知っているようでまるで知らない土地に紛れ込んだような感覚がこの音楽の肝かな。
このCDをリリースしたObliq Soundにも注目したい。

そして何と、このCD。Ward Recodsより国内ディストリビュートされていることをはじめて知った!すごい!!万歳!!!素晴らしい音楽なので是非聴いて欲しいもの!
ちなみにObliqSoundのコンピレーション盤"The Obliqsound Selection Vol. 2"はブルース・インターアクションズから国内ディストリビュートされてます。
[PR]
by sh2o | 2006-01-12 18:10 | All Frontiers

MPBaby Vol. 10 Beatles

a0023718_17194140.jpgAndre Mehmariの新譜は、なんとBeatles集!といっても純然たる新譜ではなくMCDレーベルのMPBabyという「親と子供」向けのシリーズの中の1枚だ。MPBabyというベタなシリーズ名ながら、Heraldo Do Monte、Toninho Ferraguttiとなどがそれぞれ"Moda de Viola
"、"Forro"などのタイトルでアルバムをリリースしており見逃せないシリーズだ。
さてこのAndreのBeatles集。彼のホームスタジオMonteverdiで彼の愛器KAWAIで録音されたピアノソロアルバム。僕はBeatlesを特別好きなわけじゃないし、はっきり言うとちゃんと聴いたこともなかった。だからBeatlesの曲がどう演奏されているから素晴らしい、なんてことは一言も
言えない。ショーロやmaxixeのリズムのPenny Laneや、Andreお得意のブラジルの名曲をブレンドしてしまう神業Norweigian Wood。それはそれで音楽の奇跡を涙と一緒に届けてくれる。
でも、ただはっきり言えるのは、Andreのピアノが聞き覚えのあるメロディーを、ゆったりと静かに彼の部屋の中を流れる風と光と一緒に、目の前に届けてくれるということだけ。それはとてもシンプルで自然で、届きそうで届かない距離にある温かさを求めて、粉々にバラバラになりそうな気持ちの隙間を埋めていってくれる。ゆっくりゆったりと。優しく伸びやかに。それは正しく母親と子供の肌の触れ合いのよう。

収録曲は以下のとおり。どう?聴きたいでしょ?!個人的にはBecauseとEleanor Rigbyに深い想いを感じた。。

01. Hello, Goodbye
02. Norwegian Wood
03. The Fool on the Hil
04. Across the Universe
05. Because
06. Here Comes the Sun
07. Yellow Submarine
08. Penny Lane
09. Blackbird
10. Eleanor Rigby
11. Ob-La-Di, Ob-La-Da
12. Something
13. Let it Be
14. Get Back

[PR]
by sh2o | 2006-01-10 21:31 | Brasileira