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Musica Argentina Brasileira All Frontiers


by sh2o

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Ike Sturm "SPIRIT"

a0023718_20351328.jpg実際このベーシストIke Sturmのアルバムを手に入れたのはいつのことだっただろうか?1年前?それより前ではないだろう。手に入れて以来CDラック前面に飾られていたこのアルバム。しかし聴くことはあまりなかった。何故かはわからない。CDをいろいろと処分しようと、このアルバムも改めて聴きなおす。はっと目が覚めた。耳が喜んだ。この時を待っていたんだと気付く瞬間が僕と音楽のすべて。
このアルバムについてハッとしたことがもう一つ。ドラマーのTed Poor。Ben Monderの新譜"OCEANA"で衝撃的な演奏をぶち抜いていたドラマーだ。ここにいたんだ!そうしたらこれ参加のグループのアルバムを1枚発見。そしてTed自身のアルバムをも発見。当然即効注文したよ。こういう出会いのために、僕は音楽を聴いている。
ただ素晴らしい音楽を聴くだけならライブラリーに、または一日中ネットにしがみついていればいい。でも僕はこうしてTedに出会った。彼とはいつかどこかで会うことだろう。こう信じることが音楽を愛することの喜びなんだと気付かせてくれたこのアルバム。
二度と手放そうとすることはない。いつも僕の心の表紙の一枚であろう"SPIRIT"。

あ。もちろん内容も素晴らしいです。Maria Schneiderの影響を色濃く感じさせながら、北欧JAZZ的な透明感、若きミュージシャン達のの青き緑と嬰児の香り。Ikeの妻Misty Annのソプラノヴォイスがとくにいい。彼のHPではMariaがそしてJohn Hollenbeckがコメントを寄せている。そう。そういう音楽だよ。

Tedのアルバムについてはまた後ほど。。。
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by sh2o | 2006-03-15 20:36 | All Frontiers
a0023718_11395994.jpgコロンビア出身でNYCで活動するハープ奏者Edmar Castanedaの1stアルバム。
Marta Topferovaのアルバム"la marea"でのEdmarの美しくも壮絶なハープの演奏は正に初体験の衝撃だった。そしてこの1stアルバムでその衝撃は確かな感動となって全身を包む。
これはハープまたはアルパなのか?ギターでありカリンバでありクアトロであり琴でありハープシコードのようでもあり…それは神の与えしEdmarという指先から弾き出される音楽。震える唇は彼の音楽によってはもたらされる心の落ち着き先を見いだす安堵に満ちた快感であり、揺れる体は彼の音楽に浸される行き場の無い情熱。
Paquito D'riveraの参加が話題なのだろうがそれすらどうでもいいEdmarの存在感。もう「なんなのだろう?」と疑問を掠めたたとしても一瞬のこと。NYC、コロンビア、アフリカ、ブラジル、アルゼンチン、イベリア、アフリカ。それらを繋げる遥か空からの階段を駆け下りまた駆け上がっていくようなEdmarの足音をひたすらに追いかけることが僕たちの使命。ふと流れる涙さえ細かい振動に満ちているのに気付く時、それは本物の才能に出会えたときの喜びを感じるときでもある。
ただ一つの不満はMarta Topferovaのアルバムに参加していたフレンチホルン奏者Chris Komerの不参加。ChrisのフレンチホルンとEdmarのアルパでAutumn Leaves聴きたかったな。残念。

神の与えし指先が空をかき鳴らす。その時僕たちの心は何故か一つに結われる。
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by sh2o | 2006-03-05 11:40 | All Frontiers